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【調査】仕事がないと言う人は本当に仕事がないのだろうか

この記事は約4分で読めます。
結論

仕事はある。しかしその仕事に就こうとしない人がいる。
少なくとも、ハローワークにくる求職者は肉体労働系は避けているように見受けられる。

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背景

NHKの記事で雇用ミスマッチの内容を見ました。

労働移動は進むのか?雇用ミスマッチの壁
「企業が出す求人が増え、持ち直しの動きが見られる」これは今の雇用情勢に対する国の... #nhk_kaisetsu

ミスマッチと言えば、先輩たちの話を聞くことしか情報を得る手段はありませんが、昔は暴力が当たり前であったことによって会社を辞める人は沢山いたそうです(弊社鉄工所)。しかし令和となった今、上司が暴力を振るう機会を見ることは稀になりました。しかしながら、それでも辞める現場の人が後を絶ちませんでした。

NHKの記事と暴力がなくなっただけではだめなのかと思い、自分なりにある程度(ものすごく当たり前といえる)答えが出ているのですが、答え合わせをしたくて調べてみました。

仕事に何を求めているか

答えは冒頭言った結論であり、仕事に対して期待している内容との乖離かいりが大きいことが要因だと考えています。そもそも昨今の求職者は肉体労働をしたがらない、というのが私の考えです(どのような理由があるにせよ)。

職種と賃金について調べてみました。ああそうかという感じます。

クリックで拡大。

上記のデータ諸元は次の通りです。

  • 正社員が対象(除くパート)
  • 職業は大項目でまとめている
  • ソースはどちらも引用リンクにある公共職業安定所(ハローワーク)のデータ
    ただし、有効求人・有効求職・有効求人倍数令和4年8月、賃金は令和3年度のものを使用
    (この記事を起こした時の最新)
    細かい条件は引用リンク参照

際立っているのが、保安の職業と建築・採掘の職業です。求人の絶対数は他と比べて少ないものの、どちらも有効求人倍率が飛びぬけています。
賃金は保安の職業が安いですが、建築・採掘の職業は専門的・技術的職業と同じです(26万円、これは驚き)。つまり、相当に切羽詰まった状況でお金だけにこだわればハローワークでも喰っていけそうです。
有効求人倍率が低いのは事務系でした。求人の絶対数に対して2倍以上の求職者です。

これらを元に考えてみます。

引用リンク・補足

一般職業紹介状況(令和4年8月分)について
参考統計表8-1(全国計 常用(除パート) 令和4年8月)

一般職業紹介状況(令和4年8月分)について

一般職業紹介状況(職業安定業務統計):雇用関係指標(年度)
連番:10(令和3年度)

雇用関係指標(年度)|厚生労働省
雇用関係指標(年度)について紹介しています。

補足:こういう類は調べればいくらでも調べられますが、私的には傾向が掴めれれば良いため、大枠を把握できると判断できるところで調査をやめています。

その仕事に見合う努力をしたのか

上記のデータをもとに考えると、仕事がないとか言っている人は次の3つに該当する可能性があります。

  1. 上記のデータを知らないため、喰っていくための業界を分かっていない
  2. 正社員ということもあり、専門の資格が求められている
  3. 3Kを代表する肉体労働系の職種を望んでいない

”1.”であればこのデータを知ることで解決ですし、”2.”であればハローワークが主催する資格の勉強口座を死に物狂いでやればいけるかもしれません。

しかしながら、引っかかるところがあります。賃金が低いにも関わらず、事務系の求職者がべらぼうにおおいことです。専門的・技術的職業と分類がわけられているため、単純な事務であると見受けられ敷居が低いと考えます(とはいえOffice系はつかうのでしょうが)。ほかにも有効求人倍率が低い運搬・掃除・包装の職種がありますが、事務系と比べて絶対数が少ないです。

そんなにみんな事務系が好きなんかと。いや違うよな。

てなると、"3."かなと。

なんだか「事務は資格いらない!運搬とか建築は3K!勉強もこれ以上できない!」という意図が透けて見えてしまうように感じざるを得ません。

どんなこともギブアンドテイクだと思っている

良い賃金はそれに見合った内容とギブアンドテイクがあるよねってことでFA。
(能力だったり、実績だったり)

変更履歴

2022/10/12

記事UP

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