仕事でスマホのカメラのレンズが傷つきまくったため、修復する方法をまとめました。
レンズは中古のスマホでプラスチック製を前提としています。
(最近のカメラの材料は高性能な樹脂がほとんどです)
この記事の内容を実施するときは自己責任でお願いします。
メーカーの正規品を購入されている方でメンテナンスの契約を盛り込んでいる場合、一度でも故意にレンズをいじると保証対象外になってしまいます(レンズに限らずです)。
私は中古品で買ったスマホに対して実施しています。
目次です
要点
準備品の全体写真です(やすりは家の近くのホームセンターで買ってます)。
携帯電話はarrows NX F-02Hです(クリックで富士通の公式製品ページに飛びます)。
設定した解像度(撮影サイズ)は2048×1536(4:3)です。
スマホの保護シールは撮り忘れてしまいました。
後述の商品リンクで紹介しています。
保護シールは自分が納得できればなんでもOKと考えています。
注意事項:ちゃんと全工程をやりきりましょう
Step3までやりきることが大事です。
カメラの性能はStep2で復活します。
しかし、製品として事前に施されたレンズのコーティングがはがれている状態です。
Step2で終えてカメラを使用していくとすぐにレンズがキズまみれになってしまいます。
なんでカワッターはレンズの保護にコーティング剤じゃなくスマホの保護シールを選んだのか
コスパと手直し回数のバランスが良いと判断したからです。
この記事を書いている時点の私の仕事は生産技術です。
生産技術は現場で作業することが沢山あります。
正直スマホから見れば劣悪な環境でして、やむなくスマホを作業台やパレットに置いたりする場合がたくさんあります。
スマホを置いた場所はザラッザラでちょっとでもスマホを動かすと、すぐにレンズがキズッキズになってしまうのです…!
なのでコーティング剤と保護シールによる保護で大した差がないと判断しています。
保護シールでしたら大きなものレンズのようなエリアならハサミで切れば沢山つくれますし、なにより安いです。
修復1回目-修復して1ヶ月後のレンズの状態-
レンズを修復したのは約1ヶ月前ですが、この記事を作成しているいまはこんな感じです。
レンズの部分は何とか生きており、ギリギリ画質は確保できています。
試しに我が家の買い物用マイバスケットの拡大写真を撮ってみました。
優良とはいかないまでも「可」だと思っています。
修復2回目-コーティング剤を使用した結果-【2021/11/7】
いつの間にかレンズ保護シールがはがれてしまい、レンズにキズが入ってしまいました。
そこでコーティング剤のパターンも試してみました。
(当時、リンクで紹介している保護シール、レンズ用2枚しかなかったことに気づきました…)
結果はボヤケが解消です(afterの写真をみてください)。
若干残ってますが。
でも私的にはこれでOK。
もっと研磨の回数を重ねたらマァアアキレイ!になるかも。
補足です。
2回目は歯磨き粉のみの研磨です。
キズは絶望的ではなかったためです。
歯磨き粉の磨き方も、まぁ適当です。
磨き時間も15~20秒くらい実施・濡れた布でふき取り・乾燥を3セットです。
私的には写真の画質で何もいう事はなかったので3セットでやめました。
マァアアキレイ!を目指す方は納得のいくまで実施ください。
比較用に事前に磨く前の写真、とっておきましょう!
1セットやったら試しに写真をとって比較すると良いです。
(スマホでさっと撮ってパパッと比較…いい時代です)
今後、キズがまたひどくなったらどうなるか、だと思います。
歯磨き粉だけでコーティング剤はおとせるのか?です。
実際にその時がきたらやってみます。
いつぞやの結果をお楽しみに!
修復3回目-今までで一番丁寧に実施-【2022/7/22】
結果、あんま変わらずでした。
若干改善した程度です。
携帯買い替えたので比較してみた【2022/7/22】
レンズ以外にストレージ圧迫により動作もモッサリになってしまったので、motorola製のmoto g52j 5g に買い換えました。
デフォの撮影サイズがF02hと異なるので単純比較はできません。
元サイズ2.6MB(2296×4080)→約25kB(337×600)までに圧縮。
冒頭の条件からさらにイジメぬきまくり作戦してます。
しかしそれでも一目瞭然かなと。
レンズは大事にしましょうということが分かります。
ギャップをだすためにわざと超拡大してますw
クリックして確認しみてください。
まとめ:歯磨き粉だけではだめだった
冒頭で話した通り、ネットでは歯磨き粉を使った修復の情報がありましたが、私のスマホでは効果がありませんでした。
そこで私のエンジニアとしての勘をピキーンと働かせ、おそらくキズが深すぎて歯磨き粉だけでは削りきれないのだ、という仮定を考えました。
やすりの番号をいくつか試した結果、耐水やすり#2000+歯磨き粉と言う組み合わせで冒頭のサムネイルのような画像まで戻すことができました。
ただし、効果が顕著にあったのは1回目の修復のみでした。
2・3回目はあんまでした。
今回の解像度では会議のホワイトボードを写すぐらいには使えました。
はじめ家のありもので#200があったのでそれで大丈夫だろうとタカをくくったのですが、それはそれはもの凄いことになりました(洗濯洗剤もビックリの冒頭サムネ以上の白さが!)。
絶対にやらないでください。
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変更履歴
商品リンク:Amazonを削除
・章追加に伴い次の章題変更
変更前:修復して1ヶ月後のレンズの状態
変更後:修復1回目-修復して1ヶ月後のレンズの状態-
・AU Basio 4 画面保護シールに関する記載追加
・冒頭に結論追加
・章「要点」に修復対象のスマホ機種・撮影条件を追加
・章「修復3回目」を追加
・章「携帯買い替えたので比較してみた」を追加
・章「まとめ」に効果が顕著にあったのは1回目の修復と追記。
・章「携帯買い替えたので比較してみた【2022/7/22】」に買い替え後の写真を追加。
コメント スパム対応をしたつもり、コメントは残す方向で頑張ってます