エンジニア
VBAでおすすめの参考書を教えてくれ!
初心者は入門書だ!!
カワッターお前さんITエンジニアなんだろ!?!?
ご質問にお答えします。
今回はVBAの参考書を考えられている方で、どれが良いか分からない方に向けて作成しました。
この記事を書いている時点で、私はITエンジニア・ものづくりエンジニア、両方の現役です。
ITだけでなく、ものづくりの視点も入れて参考書を選びました。
初心者に対しては、私が実際に選んだ本の内容で、ものづくりの現場の方(設計職)に対してVBAを教え、理解頂くことができました。
効果ありであった2冊を選びました。
中級者は通常の業務に加え、後輩の教育・プログラムの作成ルールの制定や改善を任され、どのように対処しようか悩まれていると思います。
そんな状況を解決できる1冊を選びました。
3冊あればこれ以上の購入は必要ないと考えます。
グッドマークはこの記事を見て頂いているあなたにおすすめの価格帯です。
本のリンクはこちらです。
立ち読みプレビューができるものに絞って選んでいます。
2000円未満(初心者-要点のみ)
2000円~3000円以下(初心者-全体)
3000円~4000円(脱初心者~中級者)
と、いきなりリンクだけ出されても根拠がなければ意味がないですよね。
押し売りか、と言われそうです。
根拠は読み進めて頂ければと思います。
※価格帯の基準は冊子の価格です。
AmazonのKindle版は冊子の価格より安いはずです。
目次です
この記事のメリット
初心者が購入すべきVBAの参考書が分かります。
脱初心者の参考書も分かります。
この記事の信用性
カワッター
ものづくり
×
ITエンジニア
VBA,C言語
ものづくり企業で設計業務のかたわら
改善プログラムを作っています
VBA:5年(計測データ処理、業務改善)
C言語:3年(Robotプログラミング(大学))
参考書の概要-大学の研究室時代にしていたやりとり-
大学でロボットプログラミングをしていた時、大量のデータ処理にVBAを使っていました。
かわいい後輩とよくこんなやり取りをしていました。
後輩
カワッターさぁん、VBAの参考書ってどれがいいんですかぁ?
カワッター
安すぎないなら、ぶっちゃけなんでもいいよ。
ハズレを引きたくないなら2000円以上の教科書ね。
あとEXCEL2007以上でよろしく。
そうなんですか?
なんでなんすか!?
2000円以上なら、
どの本も言ってる内容に大きな差はないからですよぉ。
EXCEL2007以上なのは、
EXCEL2003から2007に代わるときに内容の大幅変更が加えられたからだよ
でも参考書って値段はピンからキリまでありますよねぇ!?
もうちょい詳しく言ってほしいですわぁ!
EXCELバージョンに関しては了解っす!
2000円~3000円なら、
プログラムのとっつきやすさを重点に置いてるって意味ですよ。
3000円~4000円なら、
本質な部分まで踏み込んだものが多いですよぉ。
命令文一つ一つの細かいレベルやVBA記述の作法まで説明してますよぉおお♪
加えるなら、自分のPCのEXCELバージョンに合わせて参考書を購入して頂ければと思います。
理由は、使える関数(命令コマンドと解釈してもOKです)があったりなかったり同じ関数でも微妙に動作が違っていたりなどです。
大抵は大丈夫ですが、念のため。
参考書の値段による違いは何か
では、EXCELの対応バージョン以外に何が変わるのでしょうか。
参考書の価格によって、話の細かさが違っていきます。
会話の中の内容を紐解きます。
最低限度の内容を学びたい方
2,000円未満の参考書に関しては、VBAをまんべなくまとめたものは少なくなり、要点に絞ったものになっていきます。
特に、フォーム(ボタンやテキストボックスなどの機能)が見受けられないです。
最低限、以下のような項目を説明しているものが良いです。
- 開発環境(VBE)の使い方
- 条件分岐(if),繰り返し処理(for),配列,関数,(変数の型)←()はなくてもOK(ベーシック言語なので)
- EXCELのセルの操作
上記の項目を満たす本で、私が良いと感じた本はこちらです。
注意点としては、2000円未満の価格帯になってくると体系的にまとまっていない本がでてきます。
例えば、リファレンスマニュアルといった、学習を目的としたものでなく辞引の観点でまとめたものを見かけるようになります。
購入後に、「自分の思っていたものと違う!」とならないように注意頂きたいです。
VBAの全体的な内容を学びたい方
2000円~3000円の価格帯の参考書は、VBAの内容を全体的にまんべんなくまとめてある場合が多いです。
今この記事を見て頂いているあなたにおすすめの価格帯です。
おすすめの価格帯です
実際の業務を想定した構成になっています。
本の冒頭からフォームと基本事項を絡めていくスタイルの説明をしているため、VBAを学ぶ人がもつはじめのイメージに近い形で話を進めています。
実務でやりたいことをやってくれそう、という気持ちにさせてくれます。
また、第1章無料公開ページにある次の文言も実務にそった考え方で非常に好感が持てました。
VBAの単語も並べ方がきまっている
引用元:きたみあきこ『できる イラストで学ぶ 入社1年目からのExcel VBA』– 2018/12/13◇第1章無料公開ページAmazon
その決まりさえ理解できれば、あとは本やネットで単語を調べて、それを決まりに当てはめればいい
あと、イラストでちょい癒されます(´ε` )。
また、この価格帯ならVBAを学ぶ目的ならばどの参考書も内容に大きな差は見受けられません。
この価格帯の参考書は、プログラムを作るためのとっつきやすさに重点を置いているからです。
図をたくさん使って、なるべく文字を減らそうとしているようにしています。
著者の方々は、VBAの対象年齢を変え(小中高生・大学生・社会人)、VBAの製作対象(ゲームを作ろう等)を変え、話の切り口・順番・状況を変え、内容の細かさを変え、言い方を変え、絵(図)を変え…
今の時代に合わせて、オリジナリティを出そうとしている意図を感じます。
最近(もちろん私はオッサンなので約10年前)は、漫画でわかる系も出てきましたね。
でも、説明している内容は同じです。
私が紹介した参考書以外にも、実際に本屋で立ち読みしたり。
ネットの立ち読みプレビュー機能をつかったり。
自分に合った本を探してみてください。
自然とコレだ、と思えるものは頭からスッと爽やかな風のようなものがおりてくる感覚が芽生えてくるはず…!
私だけでしょうか...?
初心者を卒業したい方~中級者の方
最終的には私はVBA本の終着点はこの本になると考えています。
かなり強気な言い方をしますが、脱初心者の参考書は上の紹介したもの以外は考えられないな、と考えます。
プログラムを書く作法や、命令文の細かい内容の説明に相当力を入れているためです。
また、上記の参考書はVBAの基本を押さえないと理解できません。
自分が初心者を脱したと思ったら手をだして下さい。
初心者を卒業した基準は、実装したい内容を調べればできていたとなったときです。
その時点で自分だけで機能実装ができたことになるため、最低限の独り立ちを意味します。
VBAに慣れてくると、以下の問題を感じその解決策を知りたくなるはずです。
私も以下の問題に完全に同意します。
きっと今回のような本が欲しくなると思います。
・理解があやふやなのに動いてしまっているため、エラーや仕様変更が発生したときの対応に大変な労力がかかる
引用元:高橋 宣成『パーフェクトExcel VBA (PERFECT SERIES)』 – 2019/11/25 Amazon
・同じ目的に対して、それを実現するための書き方がいくつも存在していて混乱する
・たくさんの「自己流」が存在していて、他のVBAユーザーとの協力体制を築きづらい
・クラスやオブジェクトモジュールなどの概念について学ぶ機会がないため、他の方法で実現してしまっている
まとめ
VBAでおすすめの参考書を紹介しました。
あなたにおすすめの価格帯は、2000円~3000円の参考書です。
VBAの内容を全体的にまんべんなくまとめてある場合が多いため、ハズレが少ないです。
2000円未満(初心者-要点のみ)
2000円~3000円以下(初心者-全体)
初心者を脱したと感じたら、プログラムを書く作法と命令文の細かい内容に力を入れていきましょう。
3000円~4000円(脱初心者~中級者)
P.S.
自宅PCにEXCELがなからできない!
でもVBAを学習したい!
そんな方はこちらをどうぞ!
Officeが無くてもVBAは学べる (引用元:You.Activate様)
最後に、VBAの取り巻く環境をまとめています。
こちらはついでの内容です。
ご興味ありましたら見て頂きたいです。
- VBAのニーズはまだまだ十分にある
- 業務が忙しくなる前にVBAを身に着けるべき
最後にーVBAは重宝するがほとんどの企業で浸透していないー
【2020/6/21】
参考書の紹介である趣旨とは別の内容になってしまったこと、この記事はアフィリエイトのリンクがあるため押し売り感があり、もともと伝えたかったVBAの意義や価値が薄まってしまうため、別記事にしました。
コメント スパム対応をしたつもり、コメントは残す方向で頑張ってます