この記事は悪性のナルシシズムからなる「嘘」をもとにまとめています。
元記事↓
背景
昨今、インターネットの普及により誰でも瞬時にリアルタイムな情報を見ることができるようになった。
リアルタイムな情報において、特に不誠実な内容の情報(個人による多くの人を巻き込む嘘や組織ぐるみによる不祥事の隠蔽など、「嘘」をベースにした)は、民放のニュース番組よりも個人からの発信の方が早く確認できる、そんな時代になったと感じる。
実際、事件・事故の速報である第一報は個人様のSNSの発信を引用しながらニュースキャスターが報道する場面をよく目にする。
また、ニュースを見逃したとしても、テレビ以外にも情報を収集できるメディアはたくさんあるため、そういった意味でも情報の浸透率が昭和の時代と比べて高くなっていると感じる。
私は上記のような内容を目にする度に、もう「嘘」をつくこと自体、これからもっと不可能になるのでは」と考えるようになった。
嘘はつき続ければ真実になる?んなこたもうない
よくテレビでは政治家が悪いことしただの、どこぞの企業が粉飾決算しただの、品質問題があっただのとありますが、その後でフタをあけてみれば大抵は「嘘」にまつわることが原因となっているように感じざるを得ない。
「嘘」の中身だって、もはやテンプレと言ってもいいぐらいの内容と感じざるを得ない。やれ利権絡みの談合があっただの、無茶な要求を「できない」と言えなかっただの、無茶な要求を「できない」と言えなかっただの。「できない」はウッ私の記憶が...頭ガ...だったので2回言った。
私のn=1ごときの社会人生活をしてきた上での主観では、やばいことがあったら「俺は聞いていない」「見ていない」「知らない」を平然と言うわ、とにかく責任から逃げるわ、責任を部下に押し付けるわ、組織もなぜかいち担当に責任を追及するわ、責任を追及する人を”ちょっとした注意喚起”で終わらすわ。
気に入らないやつがいたら、周りに綿密な根回しをしたあとで徹底的に(精神的に)ボコボコにするし、飲み会では欲しいメニューを伝え忘れたり届かなかったりちょっとでも遅れたりするだけでブチ切れる。それらはとにかく立場の弱い人に対して露骨に出してくる。一方で上にはヘコヘコ。b
そんなこんなで、当の本人も組織の生存戦略としての行動といえば完全な悪とは言い難いが、とはいえ、そんな奴が自分の倍以上の給料もらっていたら草も生えない。
話は飛ばしてしまうが、とにかく、大抵、度を超えてなにかしら問題のある組織って「自分だけ」のことしか考えていない輩がいて、そいつが権力を持ってしまっているから、何もかもがおかしなことになってしまっていると思う。
そのうえタチが悪いのは、自分のヤバさに気づかず(気づけず)、今の状況は自分の力でなしえたことだと勘違いしていること。よくある話だが、よくある話だが、よ~くある話だが、当の本人は本当に気づいていない(気づかないフリをしている、開き直っている、と言うのも含む)。
またも例。これも私のn=1ごときの社会人生活をしてきた上での主観。
バブル世代や就職氷河期世代を技術継承の観点で見てみれば、「先輩の背中を見て学ぶ」ことが正しく伝わらなかったことで、ただひたすらに教育されなかった(放置された)悲惨な世代であったとはいえる(内容は紙面上割愛)。
しかしながら、大手の親会社クラスの係長級で(鬼の時間の残業代込とはいえ)700万円~良いときは1000万円越えといった給料がでてたわけである。彼らは貰うもの貰っていたわけである。そもそも気づかなかった、気づいていたけどできなかったを含んで、その分なにか自分たちで状況をより良くしていこう、少しでも自分と同じ悲惨さを繰り返さないようにしていこうという、後世に何かを残す行動をしてこなかったのは事実である。メンテのされていない業務標準が散在している会社に勤めているあなたならわかるはずである。
結果責任の観点としてみれば、そんな状況を作ってしまったバブル世代・氷河期世代は今の若者に説教垂れる筋合いはない。もちろん全員じゃないし、レジェンドのような方もいる。しかし、なぜか、そんなレジェンドは大抵、権限がない不思議である。おっさんになったに今になってみれば、レジェンドは組織の地位を上げられない宿命であると実感レベルで強く感じるので、権限がないのも何となくわかる。
一方で、バブル世代や就職氷河期世代において、会社で偉くなった人たちというのは自分の身を守ることにおいての達人と言っても過言ではない。彼らは本当に「嘘」がうまい。平気で「嘘」をつく。あれは悪いことに慣れていないとできない。なによりヤバいのは、彼らは自分をまもるためなら良心の呵責がない。そのうえで表向きの普通を装うことができる達人なのである。
まさに、悪人(=嘘をつく人)である。
悪人は本当に直近のことしか考えない、というより、今後のことは考えられない。私は当時を生きていないので推測することしかできないが、彼らは「決められたこと以外をやる」という事をすれば、組織から外されてしまうからだと考えている。メンテのされていない業務標準が散在している会社に勤めているあなたならわかるはずである(2度目)。
それでも偉くなった彼らは、不具合不祥事が起きたら対策を迫られるわけである。しかし、根本解決はやらない、できない(やろうという発想に拒否反応)。
結果、やらない偽善よりやる偽善であったり、やらない事実よりもやる既成事実の積み木を積み続ける訳である。なんとも安定感のないグラグラで、スキマしか見えないスッカスカな具合である。
そんなこんなで、結果、今のご時世となったわけだが、私カワッターから見た”上の世界”というのは、やれ倫理だの科学的根拠という言葉をもとにとにかく”強い言葉”を振りかざし、ドヤ顔ししつつも、よくよく見れば実際はギャグのごとく判断・行動は正反対で、科学においては数式一つださないし参考文献の引用すらない、中身なしスッカスカな世界に見えて仕方がないのです。
だらだら書いてしまいましたが、「嘘」はつき続ければ真実になる?んなこたもうないってことなんです。
今まではあまり表に出なかった「嘘」は、堅牢な組織的なレベルでも簡単にばれちゃう。
私の感覚として、憎まれっ子世に憚る、みたいな状況がとても身近になってしまったわけですが、今後は憎まれっ子は報復を受けて終わりに近づいているんじゃないかと思うわけです。
今まで権力持つ人が人道的に不正なことをすれば、どんどん明るみになって、どんどん淘汰されていくんじゃないかと。最近の国内・海外のニュースをみて感じました。
当たり前なんだが誠実・実直な”芯”の強さが価値となる
不器用で態度も良いとは言い難い、しかし自分の発言には責任をもって行動をする。間違いは認める。すぐに掌返しはしない。それらの行動に一貫性がある。
そんな人がこれからは今まであった体制の崩壊に伴い、大袈裟ですが、新しい時代の再生請負人となって、台頭するんじゃないかと思う。なぜならこれからは不誠実な利権が崩れ、いままでの支配者は退場していくからである。つまり、既存の支配体制がなくなることで、今まで決まったものは何もないのである。何もかもを新しく決めていかなければいけない。
そんな”芯”の強さはこれからやってくるであろう新しい時代の”真”の強さに変わっていくと思う。
あ、言わずもがな、冒頭で貼り付けた過去記事リンクの、変な人たちは論外で。
あれは人の心を捨てた拝金主義者ですので。
おしまい。
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