このシリーズはラストです。
言いたい事としては同じことを言い続けているため。
この1年(以上たってますが)、初めての育児でとにかく色々ありました。
行動あるのみ、をずっといってきました。
なるべくとにかくパートナーに作業を任せっきりにしないこと。
そんな10ヶ月~14ヶ月の中でわかったことをまとめました。
ひとつ前の記事リンクです(それより前の記事もたどれます)。
目次です
カワッターの日々のサイクル
育児6か月目と比べて自分タイムが増えました。
これは子どもが寝る回数が減ったからです。
育児6か月目…10:00~12:00、16:00~18:00ぐらいの2回
育児14か月目(現在)…12:00~14:00ぐらいの1回
しかし、一方で子どもは体力がついてきました。
休日はメチャクチャ遊び相手になっています。
抱っここそ正義(お母さんには負けた)
子供が1歳を過ぎてから子供の感情表現が豊かになってきました。
それに伴い対応はめちゃくちゃ大変になりました。
要求の仕方に怒る、が加わりました。
なのでとにかく泣く、泣く、泣く、に加えて叫ぶがプラス。
ちょっとでもかまわないと(3分以上間隔をあけると)、
「俺にかまえやウワアアアアアアン!!」
お母さんが視界から消えると
「俺を見捨てるんかウワアアアアアアン!!」
です。
ウワアアアアアアン!!なら鳴き声なんですけど。
超音波化と思えるような声も。
奇声。
超ボリューム。
聞き続けると頭おかしくなっちゃいます。
この時の赤ちゃんの泣き声は100dB(デシベル)以上みたいです。
電車が通るときのガードの下レベル。
わかる。
奇声のときも同じだと思います。
どうしたか。
抱っこです。
ずっと、ってわけにはいけないですけど。
お母さんが子供の相手しなくてもよくなります。
おもちゃよりも抱っこ。
ベロベロバーよりも抱っこ。
両手ふさがっちゃいますけど。
仕方なしと思うようになりました。
ネガティブ表現ですが納得しています。
両手使いたいときは抱っこひもも。
お父さんも両手使ってやりたいことあんねん。
勘弁してや。
ただ、お母さんの抱っこには負けます。
泣き止むスピードが違います。
男の敗北です。
生き物にとって育児の基本形ってなんなのか
発想が抱っこにいきつくまでの話。
そもそも生き物にとって育児の基本形ってなんなのか。
考えるように。
なんでって、今のご時世の育児の状況を客観的に見たかったからです。
そのための基準が欲しかったのです。
こういったそもそも系を調べるのは大学の論文がおあつらえ向き。
色々調べました。
結果、私の求めていた内容が見つかりました。
赤ちゃんの泣き行動を進化論的な観点から眺めると、狩猟採集生活において行われていた母子の恒常的な身体的接触と頻繁な授乳と言う子育て様式においては、赤ちゃんは、本来、それほど泣かないことが明らかになった。したがって、現在の日本において、親が子の泣き行動に悪戦苦闘し、消耗し、そのうえ不満を募らせることは、欧米化生活様式が生み出した必然の成り行きといえる。
赤ちゃんが泣き止まぬとき―共感と苦痛のはざまに揺れ動く養育者のこころ― 第7章 赤ちゃんの泣き行動と母親のストレス 岩手県立大学 社会福祉学部 学部長(教授) 桐田 隆博
進化論的な観点が前提で、24時間とは言わないけれど常に母子がべったりしているのが普通。
仮説は「歴史的仮説」「子殺し仮説」「脅迫仮説」「超子ども仮説」。結構すごい名前がありますね。勉強になります。気になる方は文献ご参照(リンククリック!)。
もともと人間って母親&父親だけでなく周囲の大人が総出で育児してたんだなぁ。
でも今は夫婦二人の核家族が当たりまえの育児になってる。
さらに令和になると夫婦共働きが普通に切り替わってる。
そもそも論的な起源的観点から見れば、今が異常。
でも異常が続けばそれは正常。
正常は日々の通常。
KUSOラップ失礼しました。
なんにせよ今の私達は生き物的には異常な状態で育児してるんだね、ってことが分かり私達の状態をなるべく客観的にみられたのでした。
親が子に注ぐ愛情とはなんなのか
育児を初めて1年以上たって思うようになりました。
今後のためにも押さえていかないといけないと思ったからです。
「相手の気持ちを言葉にして話す。」
私にとっての答え。
競争社会なので完全にも否定できないですが、今の段階で英才教育的なものはいらんかと。
私の考えなので、ふーんで。
私にとって納得したソースはこちら。
詳細は引用元の記事をご参照(リンククリック!)。
子どもを我慢強くするにはあえて助けないことも必要」「忍耐強くなるように手を差し伸べないほうがいい」などと考えている方もいると思います。でもじつはこれらの対応はすべて逆効果であることがわかっています。
子どもは、何もなければ泣きません。必要があるから泣きます。「つらい」「悲しい」「寂しい」「不安」といったいろんな理由から、自分を助けてほしくて泣くわけです。そして、ママパパやまわりの大人たちは自分を助けてくれると信じているからこそ泣くわけです。わざと泣いているフリをする子もいますが、それも、ほかに助けてもらえる方法が思いつかないからだったりします。
カリスマ保育士てぃ先生の「強い子にしたいから助けない」が逆効果で子どもが弱くなる理由 てぃ先生 ダイヤモンド・オンライン
あ、この記事を作成している段階ではちゃんと喋れません。
でも、「あ!あ!」とか「まんまんま」とか「う~!」とか、言ってるときも何かしら感じるものがあって話してるんだろうな、と思う次第です。
こうやって私が感じる・思う姿勢になることで、今後の育児に繋がっていくと考えています。
私にとっての愛情とはなんなのか(父として)
今回の内容をふまえて。
情緒面を最優先にしたいです。
とにかく難しいことは承知。
- 子どもと目をあわすことを怠らない
- なるべく子どもと一緒の時間をつくる
- 肌のふれあいを大事にする
汗臭いのガマンしてーや。
理由は親から正しい愛情を受けなければ子どもは不幸になるな、と考えたからです。
どんなに能力的に優秀な大人になっても心が歪なままトラウマとなって一生本人を苦しみ続けさせる、と。
この本の影響を受けています。
私のバイブル。
この本は「人の悪は嘘をつくことであり嘘をつく原因は異常なまでの自己愛(ナルシシズム)である」ということを述べています。
この本にでてくる子どもは親のナルシシズムの被害者です。
被害者の子どもたちは、歪な情緒を形成されていることが見受けられます。
こんな本が私のバイブルとか言ってる時点で私もおかしい人間なのかもしれませんね。
ちなみに、手が空けばパートナーの援護することは前提です。
これからも倒れない程度に頑張ります
綺麗ごと言うのは楽、実際は上手くいかな過ぎてイライラMAXコーヒー。
甘くない。
「明日から本気出す詐欺」を永遠と続けるぐらいでいいんじゃないかと。
本当に毎日本気出したらメンタルやられちゃいます。
私もパートナーも。
2度目ですが、もともと人間って母親&父親だけでなく周囲の大人が総出で育児してたことが分かったので、本当に無理な時は周りにヘルプを遠慮なく出そうと思っています。
もちろん、ヘルプを出せる方々に囲まれていること自体が幸せってことも分かっています。
(もろもろの事情でヘルプを出せず苦しんでいる方も沢山いらっしゃいますので)
ではこのシリーズはこれでおしまいです。
都度修正はしていきますけども。
育児は終わりがありません。
ネタも尽きることはないので自分なりに考えがまとまったら記事にしていきます。
ありがとうございました。
コメント スパム対応をしたつもり、コメントは残す方向で頑張ってます