クレジットカード、情報が多すぎて何をどう決めたらいいの?
考え方の基準はないの?
日常で特に密接するポイント還元率に焦点をあてて説明します。
クレジット 内容多すぎ わからない。
カワッターです。
私がクレジットカードを検討していた当時、一番感じたことです。
この記事は、そもそもどういった考えでクレジットカードを選んだらよいか、選び方と1つの注意点と一緒にまとめています
また、おすすめクレジットカード○選!といった、色々なクレジットカードの特長を知りたい!といったかた向けの記事ではありません。
あくまで考え方に焦点をあてています。
まず、クレジットカードの選び方は以下の通りです。
また、なぜクレジットカードの記事を作ったんだと言うと、このブログの副テーマは「生き抜く」だからです。
世の中、お金が必要です。
お金の価値が信じ続けられている限り、私達は一生お金とつき合っていかなければいけません。
そんな中でお金は文字通り「生き抜く」ための道具になります。
(そんなことわかっとるわ!!という声が大半でしょうか…)
まさにライフプランのカテゴリにあてはまる、というわけです。
私自身、クレジットカードのデビューは社会人になって4年目くらいでした。
今ではクレジットカードの便利さ、有益さ、そして注意点を理解し、当たりまえのように恩恵をうけています。
ただ当時はクレジットカードの悪い部分がテレビによく流れていたため「怪しい・怖い・破産する!」という印象しかありませんでした。
しかし、調べていくうちに、「怪しい・怖い・破産する!」といった原因は、クレジットカードの色々な特権・サービスが情報過多になっていること、自分の貯金を考えない買い物のしかたが、ユーザ側の判断を鈍らせていると考えるようになりました。
そこで今回はクレジットカードを選ぶための考え方を要点をしぼってまとめました。
あわせて失敗談もお話しします。
私はクレジットカードのデビュー時、お金を使う場所の把握がぬけてしまったため、ポイントの3重・4重どりに目がくらみ、クレジットカードのうま味を薄くさせてしまいました。
【2020/8/14】誤記修正しました。
この記事は現状のキャッシュレスサービスの一覧を見ながらだと分かりやすくなります。
引用元:総務省:マイナポイント事務局
【2020/8/14リンク誤りを修正しました、申し訳ありませんでした。】
具体的なカードの選定例は次回の記事にします。
※最後に、この記事の間違い等ありましたらコメント頂きますと幸いです。
結論
クレジットカードの選び方は次の通りです(冒頭で述べた内容を再掲します)
- 自分がどこにお金を集中させて使っているか、確認をします。
- お金を使っている場所にあわせ、もっともポイントの還元率が高くなるようなクレジットカード会社を1社だけ選びます。
クレジットカードはバラバラに使用するとポイントが分けられてしまい、うま味が少なくなってしまうこと、カードの管理が非常に大変になってしまうためです(後述する失敗談です)。 [2020/9/16追加] 注意点としては、クレジットカードのポイント還元率は”最低”ポイント還元率に注目します。
“最大”ポイント還元率は条件が厳しい(特定商品を買うなど)、単純に労力がかかりすぎるため、考えません。 - 最後にクレジットカードをプリペイド式のカードやキャッシュレスサービスと紐づけます。
支払いはプリペイド式のカードやキャッシュレスサービスで行います。
ポイントを2重でとるためです。
クレジットカードは使い方を誤らなければ非常に便利で有益です。
使い方を誤るということは、自分の貯金を考えずに使いすぎることです。
対策は自分の物欲を律すること、これにつきます。
自分がどこに一番お金を使っているかを確認する
クレジットカードを選ぶ前に、自分がお金を使っている場所を確認します。
理由は複数のクレジットカードを使うと取得できるポイントが分散され、うま味が少なくなってしまうためです。
クレジットカードを扱っている会社は自社サービスに対し、一番ポイントが取れるように仕組みをつくっています。
そのため、クレジットカードはできるかぎり1枚にまとめるようにします。
(ポイントの内容はのちほど説明します)
自分がお金をどこに集中させてつかっているかは、大別して4パターンがあると思います。
①ネット通販サイト
楽天やAmazonに代表したサイトです。
あらゆるものがネットで買い物できます。
扱っている商品の種類は一番でしょう。
②百貨店・ショッピングモール
高島屋、三越、松坂屋、イオンモールといった大規模な商業施設です。
ネット通販よりも扱っている商品の種類は落ちますが、色々な種類の商品を実際に自分の目で確認する事がメリットです(自分が納得して商品を購入しやすくなります)。
③交通系
電車・バスといった交通系です。申し訳ありませんが、タクシー系は分かりません。
こちらはJR・私鉄といった具合になります。
特に関東圏の方が該当すると思います。
私も関東に一人暮らししていた頃、移動手段は電車オンリーでしたので月の交通費が¥10,000オーダーの金額で飛んでいきました。
④決まった場所はなく、とにかくばらばら
一つの店舗で集中しない場合です。
食料品な衣類などいろいろあると思いますが、大規模な商業施設が近隣に無い場合が該当すると思います。
お金を一番使う場所を確認したら、何のクレジットカードを使用するか決定します。
クレジットカードの選び方
カード会社
自分が一番お金を使っている場所をもとに、カードを選んでいきます。
クレジットカードで確認する項目はポイント還元率と自分がお金を使っている場所(店舗)が自社のクレジットカードを扱っているかの2点です。
ポイント還元とは、購入した金額の数%をお金として使えるポイントとして使用者に戻すことです。
どのクレジットカードも、自社のブランドのものを一番有おおきなポイント還元ができるようにしています。
そのため、ポイント還元は他の自社サービスと組み合わせることで大きくすることができます。
つまり、意図的に1社のサービスにどっぷりと浸かってしまうのです。
先ほど①~④のパターンをもとに、具体的を下記に示します。
さらに3つに大別できます。
①ネット通販サイト②百貨店・ショッピングモールがメインの場合
この場合、クレジットカードは自分の使っている場所のものを作成することをおすすめします。
大抵はクレジットカードだけではポイントの還元のうま味が薄くなるためです。
他のカードと変わりません。
そのため、他の自社のサービスと併用しましょう。
また、自社カードはサービス以外にもポイント還元するためのイベントが豊富です。
例を以下に示します。
店舗 | カード名 | 組み合わせるサービス |
---|---|---|
楽天 | 楽天カード | 楽天モバイル・楽天アプリ・楽天銀行など |
Amazon | Amazon Mastercardクラシック | Amazonプライム |
イオンモール | イオンカード(セレクト) | イオン銀行 |
(意図的に1社のサービスにどっぷりと浸る)
③交通系がメインの場合
自分が通学・通勤している経路の電車のクレジットカードを選びます。
組み合わせるサービスは見当たりませんでした。
(私自身、やっていませんでした)
強みは定期券の購入・Suicaにチャージなど交通費でポイントがたまる、ということです。
もちろん、その時にポイントがたまるカードを選ぶ必要があります。
意外にも、沢山の種類があるため迷ってしまうと思います。
JR・私鉄が混在する場合、1社にまとめられないことが多いため、なるべくカードの種類を少なくする事前提に、定期券を購入する線の数だけカードを使用する選んでしまってもと良いでしょう。
例えば、関東の場合、クレジットカードの分類も非常に細かいですので、最低でもJR系と東京メトロ系に大別してみるとよいでしょう(面倒ですが…)。
また、交通系はポイント付与に関するエリアの制限が厳しいため、都度調査要です。
④決まった場所はなく、とにかくばらばら
自社サービスと絡めたポイント還元率アップはねらえないため、通常のポイント還元率がなるべく高いものを選びます。
④は今の私の状況でもあります。
私の場合、ネットの買い物は楽天(①②)と実生活は近所のスーパーなど(④)のため、次にお話しするプリペイドカードと組み合わせてポイント2重どりをしています。
失敗談にありますが、ポイント3重・4重どりは労力がかかりすぎると感じたため、やっていません。
クレジットカードを他のキャッシュレスサービスに紐づける
クレジットカードを選んだら、最後にクレジットカードではない、キャッシュレスサービスに紐づけます。
キャッシュレスサービスは次のものがあります。
プリペイド方式:事前にお金をカードにチャージ(ためる)する方式です。
QRコード方式:スマートフォンのアプリなどにお金をチャージする方式です。
※私は両方つかっています。
1種類のクレジットにプリペイド・QRコード方式を紐づけすれば問題ないためです。
プリペイド式のカードもたくさんありますが、自分の使用しているクレジットカードと紐づける事ができるかを確認する必要があります。
組み合わせは細かい作業が必須になります。
頑張るしかありません!
デビットカードはうま味が薄い
デビットカードは銀行の口座から直接お金を引き出し&その場で支払う方式のカードです。
プリペイド方式のようにいったんカードにお金をためこむことはしません。
私の調査した限りでは、ポイント還元の面において、デビットカードのメリットはありませんでした。
というのも、デビッドカードは仕組み上(銀行の口座から直接お金を引き出し&その場で支払う方式)、上記のようなポイントの2重どりができるようなものではないからです。
今後に期待、といったところです。
【失敗談】ポイント3重どり・4重どりは苦労のわりにうま味が薄い
ここからは私の失敗談です。
ポイント3重どり・4重どりをしていましたが、苦労のわりにうま味が少ないと感じ、やめました。
ネットでよく聞くポイント3重どり・4重どり…聞こえは非常によいですが、次の2点の問題があります。
- 制約が非常に大きい(手間暇かかる)
- 手間暇かけて苦労してポイントをゲットした割には1社サービスに集中させたときのポイント還元率と一緒だった、というオチがある可能性が高い(苦労のわりにうま味が薄い)
ズボラーマンの私ではシンドイです。
たとえば、クレジットカードが楽天カードでポイントサイトで4重どりをしたい場合、
①色々なポイントモールに登録&商品購入時はポイントサイトを経由する
②事前に楽天Edyにチャージ(チャージ分のポイントGet)
③楽天でEdy支払い実施(商品購入金額分のポイントGet)
④③と同時にEdy分のポイントGet
といった具合に確かにポイントは4重でとることができます。
見かけの還元率は3.5%~4%と高いです。
しかし、今回の手順は1回だけならまだしも、ずっと続けられるかというと微妙です。
また、その還元されたポイントもポイントサイト、クレジットカードとバラバラに分散されてしまいます。
ここで問題がポイントサイト側でため込んだポイントです。
このポイントもポイントサイト側で使えば有利になるようにしています。
別の形式のポイントに変換しようとすると、大抵は変換手数料がとられます。
トータル還元率3.5%~4%のところ、2.5%~3.5%といったところでしょうか。
そういった意味でもわりにありません。
さらに、こういった類のものは、手順が多いため作業忘れが多くなります(私の場合、ポイントモール経由忘れとかはよくやらかしました)。
また、ポイントモールで決められた手順通りに商品を購入しないと、ポイントモール側のポイントが受け取れません。
慣れてしまえば問題ないのですが、ネットサーフィンでは気移りしやすい私のようなタイプの方だと、私と同じミスをするため、おススメできません。
やはり、苦労のわりにあいません。
自社サービスで固めてポイントをアップした方が労力も少なくリターンも安定して多くできると感じてしまいました。
まとめ
- 自分がどこにお金を集中させて使っているか、確認をします。
- お金を使っている場所にあわせ、もっともポイントの還元率が高くなるようなクレジットカード会社を1社だけ選びます。
【2020/9/16追加】
注意点としては、クレジットカードのポイント還元率は”最低”ポイント還元率に注目します。
“最大”ポイント還元率は条件が厳しい(特定商品を買うなど)、単純に労力がかかりすぎるため、考えません。 - ポイントを2重でとるため、クレジットカードをプリペイド式のカードやキャッシュレスサービスと紐づけます。
クレジットカードは、自分の貯金を考えずに使いすぎないようにしましょう!
次回は今回の内容を踏まえたクレジットカードの組み合わせ例を紹介します。
アフィリエイト広告をいれますが、その分にあった説明ができるようにします。
コメント スパム対応をしたつもり、コメントは残す方向で頑張ってます